2020年11月4日(水)から、「近鉄全線3日間フリーきっぷ」を大人3000円、小人1500円で期間限定販売する。
しかも!販売期間は来年の2021年2月26日(金)まで
さすが、大阪府・奈良県・京都府・三重県・愛知県・岐阜県の2府4県と、私鉄最長の路線網を持つ近畿日本鉄道。
3日で3000円って事は、1日1000円て!とんでもないですな。
ちなみに近鉄の主な区間の普通運賃ですが、3日続けて名古屋と大阪を特急乗らずに往復するような人はそうそういないでしょうけど
例として難波ー名古屋 2,410円×6=14,460円 11,460円ものお得です。
区間 | 普通運賃 |
---|---|
京都ー名古屋 | 2,640円 |
難波ー名古屋 | 2,410円 |
奈良ー名古屋 | 2,290円 |
名古屋ー賢島 | 2,010円 |
名古屋―鳥羽 | 1,750円 |
難波ー賢島 | 2,350円 |
難波ー鳥羽 | 2,080円 |
難波ー松阪 | 1,590円 |
1日3000円でも安いくらいなのに、他の私鉄が同じ事をやってもこれほどのインパクトはもう生まれないでしょう。
この「企画きっぷ」が凄いのは、値段だけではなく近鉄の持つ営業エリアの広さでしょう。
近鉄が有する近畿・東海地区におよぶ営業キロは501.1キロ、近畿地区の私鉄営業キロ2位の南海は154.8キロ 、阪急143.6キロ、京阪49.3キロ、阪神32.1キロで、東海の愛知・岐阜県におよぶ全国私鉄3位の名鉄が444.2キロ。
単純に、距離の割合で言うと近鉄の1/16の阪神が、「3日間200円乗り放題」くらいのインパクトなんですよ!
仮に、営業距離が近い名鉄が同じ事をしてもインパクトが薄いのは、近鉄と比べて沿線に魅力的な観光地が少ないので、この切符を使って3日間出かけようとする意欲がイマイチわかない。
近鉄は大阪、名古屋に京都、奈良、そして三重には伊勢神宮に鳥羽、賢島。
そのほか沿線の途中にも、たくさんの観光資源が盛りだくさん。
GoToトラベルでホテルを宿泊のみでお得に予約して、地域共通クーポンもらって現地で食事に利用して、「近鉄全線3日間フリーきっぷ」は乗り降り自由なうえに、特急券を買えば特急も利用することができるので寄り道しまくって3日間存分に楽しめちゃう。
そして、他にも特典がたくさんあるのですが、
・志摩スペイン村パルケエスパーニャ パスポート(1日券)
大人5,400円⇒3,800円、中高生4,400円⇒3,100円の割引
・あべのハルカス展望台「ハルカス300」
大人1,500円⇒750円、中高生1,200円⇒600円、小学生700円⇒350円
など、観光施設での割引特典もついています。
「近鉄全線3日間フリーきっぷ」来年の3月1日(月)までの間に何度もお世話になりそうです。